学生ボランティア合宿とは

 〇こんな人におすすめ

 

 「せっかくの春休み、なんか特別な経験をしたい」「全国やアジアに一生モノの友人をつくりたい」

 「いろんな人と一つのものを作り上げる達成感を味わいたい」「楽しみながらできるボランティアがしたい」

 「とにかく色んな人に出逢ってみたい」「大学生活疲れたからそろそろリフレッシュしたい」

 「人見知りを克服したい」「雪国を思いっきり味わってみたい」                                                  などなど、

 

 「非日常へ飛込み、何かしたい」学生におすすめの合宿型ボランティアプログラムです。

 

学生ボランティア合宿ってなにするの?

 学生ボランティア合宿では、小樽雪あかりの路の期間中、市内にあるコテージ一棟を貸し切り全国から集まった参加者が共同生活しながら毎日会場づくりをおこないます(作業は13時~21時半、午前中は自由時間)。

 会場での作業は主にオブジェづくりとその維持・管理、ロウソクの点灯・回収、観光客の写真撮影などで、作業に慣れてきたら一般ボランティアへのアドバイスをおこなうこともあります。

 また、新しいオブジェの提案や車イスの観光客へのサポートなど、会場の様子を見てそれぞれが必要だと感じたことも実践します。

 

学生ボランティア合宿ってなにが楽しいの?

①たくさんの出逢い:たくさんの刺激や一体感が味わえる

 

 小樽雪あかりの路のボランティアには、地元の団体や企業の人、小樽市内外からくる学生、主婦、子ども、社会人、おじさんおばさん、さらには韓国や中国から来日するボランティアチームまで、世代・地域・国境を超えて様々なバッググラウンドをもった人々が関わります。

 また、観光客は北海道だけでなく日本全国、さらには海外の人も多く訪れます。

 作業や休憩時間を通してこうした人達と交流することで、普段の学生生活では得られない学びや気づき、刺激を感じることができます。

 そして何よりも、こんなに多様な人達がイベントの成功という一つの目標に向かって、寒さや雪、風と闘いながら支え合い、励まし合う経験からは、なんとも言いがたい達成感と一体感を感じることができます。

 

 ②地域交流:「地域」や「地元」を感じられる

 

 小樽雪あかりの路は、小樽の冬の名物イベントだけあってその運営やボランティアには地元を愛する人達が集まっています。

 小樽雪あかりの路の立ち上げに関わった人や小樽好きの社会人、地元でまちづくり活動をしている学生、ボランティアを優しく受け入れてくれる飲食店の店主など、約2週間の合宿期間でそうした人達と関わることで、「地域」や「地元」を感じる時間になることでしょう。

 

③国際交流:一個人としての韓国・中国人と交流できる

 

 小樽雪あかりの路のボランティアの最大の特徴の一つは、韓国や中国から毎年計70名ほどの学生中心のボランティアが訪れることです。

 彼らは日本人学生ボランティア合宿の参加者と同じように、市内のコテージを借りて共同生活しながらイベント期間毎日会場づくりをおこないます。

 したがって作業中や休憩時間はもちろん、宿泊先がすぐそばであるため作業後帰宅してから交流会を開いて親睦を深めたりもします。

 こうした交流を通して、決してニュースなどのメディアではわかることのできない一個人としての韓国・中国人の姿を感じることができます。

 

④共同生活:同世代の仲間と青春を過ごせる

 

 ボランティア合宿期間中、たくさんの出逢いがある中で最も長い時間ともに過ごすことになるのが同じ合宿参加者です。

 参加者は2週間チーム「橙」として行動し衣食住をともにするため、毎年メンバーは家族のような関係になって帰っていきます。

 宿泊先では、親のように面倒を見てくれる人はおらず、掃除・料理・雪かきなど生活に関わることすべてを分担しておこなうため、時を重ねるごとに自然と協力し合い信頼関係が生まれてくるようです。

 それだけでなく、お互い楽しかったことを共有したり、作業中に励まし合ったりと、同世代の学生とたくさんの経験を分かち合いながら過ごす日々は、まさに「青春」と言えるものです。

 

⑤雪国体験・再発見:雪国・雪を(再)体感できる

 

 雪が少ない都道府県の人にとってこの合宿は、雪国で観光するだけにとどまらず雪国の生活をプチ体験することができます。

 さらに、実際雪国で住む人達と話す機会も多いので、新しい発見を得られるでしょう。

 また、雪国に住む人にとっても、「北海道の冬のやっかいものである雪を逆手にとって観光資源に活かそう」という発想で始まったこのイベントに関わることで、雪に対するイメージや雪国に対するイメージが変わるかもしれません。

 

参加者の対象は?どんな人が参加するの?

 学生ボランティア合宿の参加対象は、日本国内に住んでいる18歳以上の大学生・大学院生・短大生・専門学生です。

 これまでの参加者の所属大学は様々で、北海道だけでなく関東、関西圏からの参加も多くあります。

 専攻分野も様々で、地域活動に興味がある人、韓国・中国との交流に興味がある人、雪国体験してみたい人、春休みに何か特別なことをしてみたい人、イベント好きな人など、色々なタイプの人達が参加します。

 また、ボランティア経験の有無もひとそれぞれなので、この企画に少しでもピンときたらぜひ参加することをおすすめします。

 

学生ボランティア合宿のスケジュールは?

〇昨年度のスケジュール(全日程参加の場合)

2月3日(水)

  13:00 JR小樽駅集合

  14:00 オリエンテーション

  18:00 ウェルカムパーティ

     (韓国・中国人ボランティアを含むイベント関係者との雪中バーベキュー)

 

2月4日(木)

  10:00~17:00 雪あかり会場準備(オブジェ製作等)

 

2月5日(金)~14日(日)

     午前中    自由時間

  13:00~17:00 雪あかり会場準備(オブジェ製作等)

  17:00~21:00 雪あかり本番(ロウソク点灯、見回り、写真撮影等)

  21:00~21:30 撤収作業(ロウソク回収)

 

2月15日(月)

     日中    自由時間

 19:00~21:00 フェアウェルパーティ

 

2月16日(火)

 10:30 チェックアウト、解散

 

〇イベント開催期間中の一日のスケジュール例

 9:30 起床・朝食・準備

 11:30 宿舎出発(市内バス)、昼食

 13:00 オブジェ製作・管理、ロウソク点灯

 18:00 夕食

 19:00 見回り、ロウソク消灯・回収

 21:30 会場出発(送迎バス)、風呂等

 23:00 日本人ボランティアや韓国・中国ボランティアとの交流会(任意)

 

 応募っていつ、どうやってするの?

学生ボランティア合宿の募集は毎年11月ごろからおこなっています。

募集の方法など詳しい情報は決まり次第このHPやFacebookで発信します。

 

橙は、毎年2月に開かれる「小樽雪あかりの路」開催期間における会場運営と学生ボランティア合宿の募集・受入れ、およびその準備活動をおこなっています。

運営メンバーを随時募集していますので、10~20代の方でイベント運営・ボランティア・合宿プログラムの企画・まちづくり・地域交流・国際交流などに興味のある方は気軽にお問い合わせください。