団体紹介

小樽雪あかりの路ボランティアチーム「橙」(だいだい)

○橙の想い

 「小樽雪あかりの路」のボランティアには、年齢、性別、地域、さらには国境を超えてたくさんの人が集い、10日間のイベントを作り上げます。その中で様々な人たちが出逢い、日常生活の中ではなかったつながりが生まれていきます。

 寒さの中の「手作り」から生まれる「つながり」「あったかさ」、これが「小樽雪あかりの路」の一番の魅力です。

 そしてそれは、どこか懐かしく、一方で異国情緒漂う小樽の街並みに絶妙にマッチします。

 

 橙は、この「つながり」「あったかさ」を今後もたくさんの人に感じてほしい、そんな想いで活動しています。

 そこで、橙は大きく二つのことを目指しています。

 

1.若い力を活かしてイベントに貢献する

 10、20代の若者中心のボランティアチームとしてイベントに参加し、若い力を活かしてその成功に貢献することで、人間味溢れるこの素敵なイベントを後世にも引き継いでいきたい。

 

2.若者に、立場を超えた多様な人たちと協力して「みんなでつくる」体験の場を提供する

 感性豊かな年代である若者が、多様な人達と一つのものを作り上げる体験を通してその達成感や人とのつながりを感じ、その経験を日常や今後の人生に活かしてほしい。

 

 この想いは、2013年3月、その一か月前に小樽雪あかりの路ボランティアを経験し雪あかりの魅力にとりつかれた学生3人がこのチームを立ち上げた時と変わらないものです。

 今後もこの想いを持ちながらイベントに参加し、「つながり」と「あったかさ」のある小樽雪あかりの路コミュニティを支えていきたいです。

 

名前の由来

 「橙」という名前の由来は、小樽雪あかりの路に欠かせないロウソクの ほのかな明かり(橙色)です。ロウソクの明かりがイベントを温かみのあるものにしているように、私たちもボランティアを通してたくさんの人と関わりながらこの「あったかさ」を伝えていきたい、そんな想いからきています。また、小樽雪あかりの路が北海道の長く寒い冬を楽しむイベントとして「代々」続いてほしいという思いも 込めています。

 

○活動内容

【イベント期間】(2月上~中旬)

①イベント会場の管理・運営

 橙は毎年、会場のエリアの一つ(手宮B2:国際学生ストリート)を担当し、オブジェづくりやその維持・管理、ロウソクの点灯・回収に加えて、一般ボランティアの受け入れや道具の管理など、韓国・中国人ボランティアチームと連携して会場運営をおこなっています。

 

②「日本人学生ボランティア合宿」の募集・受け入れ

 日本人学生ボランティア合宿とは、日本人の学生を対象に、小樽市内にあるコテージを一棟貸し切り合宿しながらボランティアに参加してもらう企画として2012年からはじまったものです。2014年からは橙がこの募集・受け入れを担当し、合宿参加者は、韓国人ボランティアチーム「OKOVO」、中国人ボランティアチーム「eVOL」に並ぶ若者世代の日本人チーム「橙」としてイベント期間中活動します。(合宿の詳細はこちら

 

【イベント期間外】

 小樽周辺に住むメンバーは、雪融け時期におこなわれるイベント会場のゴミ拾いや、夏に小樽でおこなわれる潮まつりの踊り、食事会など、1年を通して交流を深めます。

 また、イベントが終了してからも、合宿を通して仲良くなった日本各地の仲間に会いに行ったり、一緒に旅行したりと、イベント終了後もメンバー同士の交流が続いています。

橙は、毎年2月に開かれる「小樽雪あかりの路」開催期間における会場運営と学生ボランティア合宿の募集・受入れ、およびその準備活動をおこなっています。

運営メンバーを随時募集していますので、10~20代の方でイベント運営・ボランティア・合宿プログラムの企画・まちづくり・地域交流・国際交流などに興味のある方は気軽にお問い合わせください。